2013年1月3日木曜日

Sakura / Imagr Line physical modelling Synthesizer


どうやら世界の終わりは来なかったようで、、、
無事に2013年を迎えました!!


・世界の終わりセールで手に入れたソフトシンセ2つのうちSAWERは前回ご説明した通りで。
http://electronica-mini.blogspot.jp/2012/12/sawer-analog-modelling-synthesizer.html?m=0


今回はSakuraをご紹介します。
http://www.image-line.com/documents/sakura.html
・紹介したリンクからデモ版をダウンロードして楽しむことができます。



・・・ 桜? ・・・

このSakura??やはり、日本人なら馴染みのある言葉ですね。
そうです桜です。
 開発メーカーであるImage Lineの説明では、弦楽器の持つ繊細さと美しさを表現するのに物理モデリングを使用しているとのことです。
 そして、この物理モデリングが生み出す一時的な美しさを例えてSakuraという名前にしたそうです。

  【システム要件】

PC:
Windows 7, Vista, XP (SP2) - (32 & 64 Bit)
2Ghz AMD or Intel Pentium 3 compatible CPU with full SSE1 support
512Mb RAM.
30Mb free disc space.
DirectSound or ASIO compatible soundcard.

Mac:
OSX v10.4 (Universal Binary)
G4 1.5 GHz or Intel Core Duo family.
512Mb RAM.
30Mb free disc space.
CoreAudio drivers.


 ・・・非常に繊細な表現力を持つ音源・・・ 

 このSakuraのプリセットをひと通り触った時の印象は、バイオリンやグランドピアノの響きを非常にリアルに再現している音源だと思ったことです。
 そもそも、私が普段使用しているアナログシンセと違って、物理モデリングという考え方が弦楽器の音のリアルさを生み出したのかもしれません。

 そういえばYAMAHAのMOTIF ESの別売りのボードがあり、PLG150-VLという物理モデリングを使ったことがありますが、その時もトランペットや尺八の音のリアルさに驚いたことがあります。
 しかし、このYAMAHAの物理モデリングの場合は、そのままで使用するのにはいいのですが、音作りとなるとPC用のエディターを使用したとしてもなんとも使い心地が悪い印象でした。

 しかし、このSakuraは見た目からしてわかりやすい設計になっています。単純にみて、真ん中に弦が2本ならんでいて、その左にはLow Cut&Hi Cutフィルターがあり、右にはADSRと横に一列に並ぶものがあるということです。これなら物理モデリングが初めてでも、アナログシンセの知識がある人なら音作りはたやすいはずです。

 これはまさに桜前線のごとく新しい発見や繊細に変化して行く音作りを楽しめます(笑)

 動画では、フィルターやフィルターADSRの説明をしています。
柔らかなアタックのバイオリンを作るのに効果があります。


 ・・・ 5段階の仮想モデリング ・・・ 

Sakuraに搭載されている仮想モデリングは5段階あります。
 (イメージラインの説明では5段階の花見と言っています(笑))


・Contact -

 真ん中に2本の絃があり、ここでそれぞれにあるAMOUNT、SHARPNESS、OFSET・・・・などをコントロールすることで、絃の強さや長さ、あるいは絃を引っ張る強弱を繊細に表現することが出来ます。
 動画で見るとまさに絃楽器を触っているかのようです。




・Vibration -
このSakuraをMIDIでコントロールすると、真ん中にある2本の絃がリアルタイムで振動しているのがわかります。左右のスイッチやパラメーターを操作するとこの絃の反応が変わりますので、確認しながらそれぞれのパラメーターをいじると面白いかもしれません。ロングディケイのギターからバイオリンのピッチカットまで自由自在です。





・String interaction –

 ここでは2本ある絃のMixとエンベロープ(ADSR)、そしてパンニングが出来て、2本の絃をMixしますのでさらに複雑な音づくりができます。
 ここのサーチレーションはいい雰囲気の音を作ってくれますね。





・Resonance -

 ここの音作りは面白く、物の材質や形状などをコントロールすることが出来ます。8列に並ぶノブ、スライダーとスイッチで操作しますが、思いきった設定をすると発振したります。
 そして、微調整することで絃の箱鳴り具合を調整することが出来ます。

 動画ではフィードバックを利用してコントラバスのような音を作っています。




・Acoustics -

最後に下に並ぶエフェクトはDelay、Chorus、Reverbの三つが並んでいます。

 ところで・・・エフェクターの上にある黒いところ?ここは何でしょうか???
ちょっと難しいかもしれませんが、ここのコントロールをすることによってかなり複雑で思い通りの音づくりを可能にしてくれます。


 上と下のそれぞれのタブをクリックすると以下の用に表示されます。
 (左が上のタブ、右が下のタブです)
 つまり、ここに表示されている上タブ(左)に対して、下のタブ(右)の中から選択した任意のパラメーターを自由にコントロールできるわけです。しかも+-のスイッチもついています。

 これはモジュラーシンセなどを触ったことのある方ならすぐにわかると思います。
 これが8列もあるので奥が深いぃ・・・







 ・・・ 雑感 ・・・  

 使ってみての感想はやはり音づくりがしやすい!ということです。
今まで、物理モデリングについてはあまり感心がなかったのですが、やはりソフトシンセならではの使いやすさがあります。
 そういった点では使い道の広がるソフトだと思いますが、、、、
私の貧弱なPC環境では少々大がかりな曲を作るのは難しいみたいです・・・。
 Sakuraを10台ぐらいたち上げてオーケストラ編成をしてみたいですねぇ・。







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