2014年6月23日月曜日

xOxbOx MarOSPro1.0 - beta 2 OSの書き換えと操作方法

 xOxbOxのOSの紹介です。

 以前紹介したSokkosとは違い、複雑なランダムパターンをコントロールすることが出来るMarOSですが、そのMarOSをもとにスライドパターンにバリエーションを加えることが出来るのがMarOSProです。

 SokkosOSの紹介リンク
 (http://electronica-mini.blogspot.jp/2012/12/xoxbox-sokkos-tutorial.html)

 MarOSの紹介リンク
 http://electronica-mini.blogspot.jp/2013/01/xOxbOx-MarOS1.4.1.html

 ダウンロード、操作説明はこちらのリンクへ(英語)
https://forums.adafruit.com/viewtopic.php?f=13&t=35107



 基本的な操作方法はMarOSと変わりはないですが、新しく追加されたスライドパターンは特徴的で面白い変化を楽しめます。

 しかし、一つ注意する点があります。それはMIDI OUTとDIN SYNCに制限が出来たことです。
このMarOS ProのxOxbOxと外部シーケンサーを同期させる時に、MarOS Proではマスターとして外部にクロックを送信しません。つまりxOxbOxのテンポをメインにしてリズムやノートを操作することが出来ないということです。
 そのため、xOxbOxのMODE SELECTノブをMIDIPLAYやKEYBOARDにしても外部音源をMIDIで鳴らすことはできません。ただ、SYNC OUTでシーケンスをスタートさせると、MIDIチャンネルの設定が1でノート信号が出ます。

 DIN SYNCもMIDIと同様にクロックの同期が出来ません。そしてMIDIとちがいスレーブ(クロックの受信)としても機能しません。xOxbOXを同期のマスターに使う方はこの点に注意しないといけないようです。少し厄介ですが、外部MIDIによるテンポ同期は問題ないので外部シーケンサーと同期させるときはスレーブ専用機となります。




・・・ OSの書き換え ・・・

 まずはいつも苦労をしてしまうOSの書き換えです。
 今回xOxbOxのOSの書き換えをするときに、以前紹介したMidi Tool Boxを使用して書き換えをしようとしましたが、、、うまくいきません。。。
 いろいろと試しましたが結局うまくいかずあきらめ、以前はPCで立ち上げることが出来なかったc0ntr0lを使ってみることにしました。意外なことに今回はすんなりと立ち上がり、xOxbOxをUSB経由でPCにつなげてc0ntr0lを使ってOSの書き換えをすることが出来ました。
 何がよかったのかわかりませんが、無事にOSの書き換えが出来たのでよしとしましよう。


 私のPCはWin7 64bitですが、参考のために操作方法をご紹介します。
 まず初めてUSBをつなぐ方はxOxbOXとPCをUSBでつなぎ、MODE SELECTノブをまわしてBOOTLOADモードで電源を入れるとドライバの読み取りがPC画面右下に表示されます。しばらくすると読み取りが完了するのでc0ntr0lを立ち上げます。

 c0ntr0lはこちらのリンクからダウンロードできます。
 http://www.ladyada.net/make/x0xb0x/software/index.html

 c0ntr0lを立ち上げるとSerialタブがありPortの設定が見えます。
このPortをあわせるために確認をしないといけませんが、以下の順序で確認が出来ます。
 「スタートメニュー」→「コントロールパネル」→「ハードウエアとサウンド」→「デバイスマネージャー」
 すると下のようにUSBシリアルポートを見ると表示されていると思います。どれがxOxbOxかわからないときはUSBをつけたりはずしたりすれば確認できます。
そして、先ほどのc0ntr0lのPortにデバイスマネージャーで表示されたPortをあわせます。
ここで、デバイスマネージャのUSB Serial Portの表示を右クリックしてプロパティーを開くと私のPCでは以下のように表示されます。参考までに。
c0ntr0lのSerialのPort設定が終わるとこんどはxOxbOxのタブをクリックして
Upload firmwareをクリックします。あとは冒頭で紹介したリンク先からMarOS Proをダウンロードして、OSファイルを読み取るだけでOSの書き換えが始まります。

 ここでスムーズに行けばいいのですが私は3回ほど挑戦してようやくOSの変更が出来ました。
本体の電源の入り方が悪いのか?タイミングの問題なのか?ナゾです。
 USBにつなぐ前にACをはずして、xOxbOxの内部の放電?をしてからMODE SELECTノブをまわしてBOOTLOADモードで電源を入れるとうまくいくようです。


 
 
 ・・・ スライドの選択 ・・・


 新しく追加されたスライドパターンの操作以外は以前に紹介したMarOSと同じ内容ですのでリンクを参考にしてください。

 http://electronica-mini.blogspot.jp/2013/01/xOxbOx-MarOS1.4.1.html


 ここでは新しい機能のスライドパターンの変更方法を紹介します。
新しいスライドパターンはノーマルをふくめて8種類ありますが、操作方法を覚えてしまえば8種類のスライドを16ステップのそれぞれのノートに自由に割り振ることが出来て、今までにないパターンの打ち込みを楽しむことが出来ます。

 まずMODE SELECTノブを回しEDITモードに入ります。

 そして、NEXTボタンを押します。
 次に、16ステップのうちスライドを加えたいノートでSLIDEボタンを押すとSLIDEのLEDが点灯します。これは通常のSLIDEが打ち込まれた状態になるのですが、ここでもう一度SLIDEボタンを押しますが今度は押したままにします。すると鍵盤部分のC,C#,D,~A#,B,C'に打ち込まれているノートのLEDが一番左のCに移動するのがわかると思います。そのまま指を放せばSILDEの打ち込みが解除されます。

 つまり、スライドの種類を選ぶにはSLIDEボタンを押しながら、白鍵盤のC~C'あるいは1~8、のボタンのどれかを押して選択することになります。
 スライドタイプは以下の図を参考に。
上記の内容で、Cあるいは1以外の2~8のパターンを選択してSLIDEボタンをはなしたときのSLIDEのLEDは点灯ではなく点滅になります。
 保存はいつもどおりDONの2回押しでセーブされます。








 ・・・ 雑感 ・・・

 このスライドをうまく使えばMarOSの偶然性に加えてスライドの面白い変化を楽しむことが出来ます。クロックのマスターとして使えなくなるのは少し残念ですが、それ以上の面白さがあります。
でも、さすがにOSが複雑になり内部メモリの容量に限界が出ているようで、メモリの容量UPのパーツも売られているようです。

 将来、容量UPが標準になると、より複雑なOSが出てくるかもしれません。
そのときはまた、使い倒してみたいと思います。