2017年3月23日木曜日

YAMAHA MV802の導入とテスト



 YAMAHA MV802を導入しましたので紹介します。
 後半ではMackie VLZとの比較記事を書きました。
 

 YAMAHA MV802は2Uのラックマウント型ミキサーです。

 日本語取り説リンク。
 http://download.yamaha.com/search/download

 取り説の9P”ブロック&レベルダイアグラム”を見る限りでは、リアパネルのXLRアウト以外はアンバランス接続のようです。
 (図を省略してるのかも?)

 モノラル8chIN
(PANを使えばステレオ4chになる)
 AUXは2つ。
 EQはないですが、目的を絞れば使い勝手の良いミキサーです。




・・・ MV802のクリーニング ・・・

 こちらの品物ですが、ジャンクとして出されていたのを見て私が救いの手を差し伸べました。現状渡し、ノークレームで・・・。
 発送前に雑巾で軽くホコリをとるくらいはしてあるだろうと思っていたのですが、届いてきたのはホコリまみれのコテコテな状態。タバコのヤニで黄色くなったホコリが、新雪のごとく降り注いだノブはなかなかの絶景でございました。


 とにかく、我が家に新鮮なホコリとタバコ臭を提供してくれたYAMAHA MV802は、私の手によってこれから生まれ変わることになるのです。

 まずはノブに付いたほこりを雑巾でそぎ落とし、全てのノブをはずしました。最初は、2段式ノブのはずし方がわからなかったのですが、ようするに2段とも同じ位置にノブを回せば引っこ抜けるというものみたいです。





 手作り感のあるミキサー内部。
 この時代のミキサーは「人の手が多く入っているんだろうなぁ」と感じさせてくれるミキサーが多いように思います。



 さすがに全てはずしてクリーニングをするのは大変です。


 とりあえず、ノブの稼動部分は接点洗浄剤スプレーを使い汚れをキレイにしました。
 そのあと接続部にグリスを付けてグリグリです。

 ジャックなどは綿棒でクリーニング。
 これで十分ガリが取れます。


 天板のガムテープのような汚れは気になりますが、塗装しなおすのは大変です。ラックに収納すれば見えないところだからこのままでいいでしょう。

 背面はXLR端子が付いているのでバランスケーブルを作成。






・・・ MV802テスト ・・・

 いままでミキサーはMackie VLZ1202(4モノ・4ステレオ)だけでしたので、当然チャンネル数が足りなくなることが時々、、、。そんなときは力技?でしのいできましたがMV802の導入で楽になりました。

 で?肝心な音についてです。


 簡単な曲を作りテストをしました。リズムとベースはMiami & xOxbOxでシンセストリングスをTR-Rackで作成し、ストリングスだけMV802に通したときと、通さなかったときで比較しました。(xOxbOxのみリバーブをかけてます)

・まずはMV802に通さなかったとき。


・こちらはMV802を通してからVLZでミックス。


 意識して聴かないとわからない差ですが?MV802を通すと輪郭が少しはっきりします。しかし、低域の印象が弱くなります。


 次にMiamiのリズムだけでテストをしました。
 それぞれのモノラルインでEQを使わずミキサーアウトから直接レコーダーを通して録音をしました。

・MV802


・Mackie VLZ

 やはりMV802を通すと輪郭がはっきりしました。
 スネアやハイハットがクッキリと聴こえてきます。
 好みになりますが、低域のインパクトはVLZのほうが良い感じに聴こえます。




 ・・・ 最後に ・・・

 テストの結果から、輪郭をはっきりさせるミキサーという位置づけになりました。なので今のところはシンセパッド、ストリングス系のミキサーとして活躍しそうです。

とりあえず、MV802→VLZという流れで使っています。